明の十三陵

八達嶺に連なる天寿山のすそ野に、点々と陵墓が造られている。これが明の十三陵。中央の長陵を始め、献
陵、景陵、裕陵、茂陵、泰陵、永陵、昭陵、定陵、慶陵思陵、徳陵の十三陵が前後200年あまりの明代13
人の皇帝とその皇后の墓となっている。陵墓の入口の碑亭を過ぎると皇帝陵の前には死後も皇帝が支配すると
いう象徴の石像が全長7Kmの参道をかためている。石で作られた像は功臣像、文臣像、武将像のほかに、馬
や象などの実在動物だけでなく、「かいち」といわれる想像上の動物たちが並んでいる。
・・・・・・・・・
昼食後、バスで十三陵へと向かった。山間部の中の広々とした一帯が、目指す十三陵だった。駐車場からは
徒歩で移動
したが、とにかく広い。参道の石像などを、見ながら進んだが、歩き疲れてしまった。見学コース
には、大理石造りの壮麗な地下宮殿や、博物館などがあって、美術品や宝飾品が展示されていて、中国各地や
、欧米からの観光客で、どこも満員状態だった。参道などは、どこの道幅も広く取られているが、各入口付近
は、通路なども狭く作られていることから、順番を待つ人の、並ぶ姿が目立っていた。
・・・・・・・・・・
18:00今宵の夕食は、北京ダックで有名な、レストランに行った。ここでもビールを注文して、先ずは
、のどを潤した。何処を観光していても、強い日差しの中を、長時間掛けて歩くことが多いため、水分不足の
状態になってしまう。初めての北京ダックは、風味、食感ともに良く、美味しかった。お酒と料理をたっぷり
と頂いて、満足の観光最終日を終え、宿泊先の京倫飯店へ戻った。次ページへ・・・表紙に戻る
・・・・・・