故旧博物院

故宮は、明・清代には紫禁城と呼ばれていた。明の永楽帝により、15年(1406〜1420年)の歳月
と20万人の労働力を費やして築かれ、清代に改築されている。東西750m、南北960m、面積72万平
方メートル。故宮は、高さ10数mの城壁と外側に幅52mの濠・筒子河に護られている。建造物60余、部
屋数は俗に9999室、所蔵品は100万点にもおよんでいる。
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6月14日(火)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝食後、74次、10:48発の列車で北京へ・・・12:21着。バスで、日壇レストランへ向かう。美
しい中庭のある、とても雰囲気の良いお店で、昼食を摂った。食後は、中庭を散歩しながら、写真を撮ったり
した。午後からは、いよいよ本格的な「観光」スケジュールが、組まれている。最初は、故旧博物院。バスは
、とても広い駐車場に到着、徒歩で入場口へと向かう。中に入ると、6〜7mあるが延々と続いていて、観
光客が一列になって歩いている。暫くしてから気が付いた・・・皆んな「日除け」を考えて、壁伝いに歩って
いたのだ。先程から「ギラギラ」と、照り続ける日差しを感じていても、景色にばかり気を取られて、我々だ
け、バラバラになって歩いていた。広大な敷地の中を、ジグザグな順路番号通りに進んでいるためか、歩いて
も、歩いても、行き着く先が見えない。とにかく「広い」、「大きい」、全てが巨大だった。宝物館には、大
小無数の展示品があり、2〜3館も見ると、さっき何を見たのか、忘れてしまう程?だった。「一枚岩の大彫
刻」
「大時計」「水時計」などが、印象に残った。次ページへ・・・表紙に戻る
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